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建売住宅の場合

「いまなら○○」といった、住宅購入キャンペーンに踊らされたりしていませんか?目先の少しの欲にとらわれて、大事な本質を見逃していませんか? マイホーム購入は、絶対に失敗できない買い物です。目先のグレードや値段の安さばかりを気にして失敗しないように気をつけましょう。建売住宅の場合の注意点とアドバイス。

住宅購入キャンペーンにつられない

友人と住宅購入の相談

建売住宅購入を検討中の方は、ぜひ、「さあ、建てよう!」の
「竣工検査もぬかりなく」もごらん下さいね^^

こちらで完成物件のチェックについて、いくつかのポイントを
あげていますので、参考にして下さい。

さて、タイトルの本題にいきましょう。
建売住宅のチラシを見ていると、「全室エアコンサービス!」とか、
「100万円相当の選べる○○プレゼント!」といった「おまけ」がつく
キャンペーンをやっているところがよくあります。
これを見て「へぇー」と興味を持った人は要注意ですよ^^;

こういったキャンペーンの目的は、まずそうして興味をもってもらうこと。
興味を持って見学に来るのと、ただ何となく見学に来るのとでは、
成約率にも差が出ます。

実際、大体同じぐらいの環境・グレード(に思える)の物件が2つあって、
そのひとつがこういったキャンペーンをやっていたら、
そちらを選んでしまいませんか?

でも、冷静になって考えて下さい。
そのキャンペーンでついてくる「おまけ・付加価値」の分の費用は、
いったいどこから出ているんでしょうか。

当然、家を買うお客さんのおサイフからです。
業者が損して売ってるわけではないですよ。

そのおまけがあってもちゃんと利益が見込める価格を最初から
つけているんです。そんなことは誰でも分かっていますよね、頭では。
それでもこれに釣られちゃう人がいるのは事実であり、
だからこそこの手のキャンペーンがなくなることがないのです。

集客方法としてのキャンペーンをことさら否定する気はありませんが、
このキャンペーンばかりを強調するような業者は個人的には
要注意マークつけますね。

だって、本当に大切なのは家の質です。本来「売り」のポイントを
見つけるべきはそこでしょう。

キャンペーンしか売りにできないという業者の建てる家にどれほどの
信頼がおけるのか…そうは思いませんか?

そしてそもそもたかが「おまけ」に浮かれているような状態で
家を買うのはとても危険です。大切なことを見落として、
大きな後悔をすることにもなりかねません。

テレビショッピングなどでおまけつきの商品を買って、
「テレビで見たよりチャチで安っぽい…おまけを含めても
ちっともおトクじゃないじゃん、がっかり」というような経験を
した人もいると思います。

でも家となると、「がっかり」で済まされる問題ではないですよ、本当に。

あくまで重視すべきは家そのものだということは、忘れないで下さいね。
おまけはしょせん、おまけでしかないのです。

物件が同グレードなのに安い?

建売住宅といえば、完成した物件を見て買えるというのが
大きなポイントですが、建売住宅を買う人は、比較対象の中心は
他社の建売住宅となっている場合がほとんどでしょう。

そして、同じような立地・広さで、特に建物に特徴的な工法や
システムを採用していない限り、大抵の価格はほぼ横並びです。
ですがそこでたまたま価格が安い物件が出てきたら?

「同じグレードで安いんならこっちがいい」と、安い方を選ぶ人も
少なくないのではないでしょうか。

しかし、これが落とし穴になっているケースは少なくありません。
そもそも住宅業界だって価格競争が結構あります。
その中で「ひときわ安い」のを作ろうと思うと、建築の際どこかで
コストを削るしかないのです。

つまり、他の建売と見た目のグレードは同じかもしれないけど、
壁一枚はがして見てみたら、安い分安普請に作られている、
という可能性が大いにあることを理解しておいた方がいいでしょう。

もちろん、たとえば大手メーカーと地元の小さな工務店など、
事業規模そのものが大きく違う業者なら、ある程度の
価格差はありえます。

ちなみにこの場合は、後者の方が安いのが普通です。これは、
大手メーカーというブランド(?)としての価値、そして下請けの有無、
建材の選択に自由がきくかどうか(大手メーカーは建材の仕入先が
指定されている、というところがほとんどです)、などですね。

よい物件を、わざわざ安く儲けが少ない状態で売ろうとする奇特な業者は、
そうザラにあるものではありません。

「安く買えそうだー」と、手放しで喜ぶ前に、まずなぜ安いのか、
理由を考えるようにしましょう。
必ず理由はあるはずなのですから。

「たまたま土地が掘り出し物で安く手に入ったんで、
その分安くなってるんですよ」なーんて口車に簡単に乗せられて
はいけません。

本当にお買い得に土地を手に入れるのはプロでも至難のワザですからね^^;

住宅の構造図をもらおう!

住宅の構造図

おお、この建売いいねえ〜♪、気にいった!よっしゃ買おう!
となる前に、「構造図」をもらって下さい。

これは、柱や屋根、壁など、家の骨となる部分が
どう作られているかを記したものです。で、これをプロが見ると、
家の強度がどの程度のものかがカンタンに分かります。

その家を丸ハダカにする資料ともいえますから、
業者はなかなかこれを見せたがりません。

普通に家を買ったら、契約後にもらえる書類の中にも含まれることは
まずないでしょう。ですから、こちらから催促して、もらっちゃいましょう。
この際に、ヘンな言い訳をする業者もあります。

「本社保管だから閲覧は本社まで出向いて下さい」とか、
「社外秘の資料なので見せられません」とか。
本社保管でもコピーはとれるでしょう。

それを出向けというのは要するに見られたくないのです。
まして社外秘って、自分が住もうと思う家の実態を知ることを
拒否されるのはどう考えてもおかしいです。

また、「そんなものはありません」といわれたら、
もうその場で交渉を打ち切ってもいいぐらいだと思います。
そこまでして隠したいか、本当にそんな書類を紛失してしまうぐらい
ズサンな管理だと言ってるも同然ですから^^;

正直な話、構造図を素人が見たところで何が分かると
いうわけでもありません。

しかし、これを快く出してくれるところと、何だかんだと理由をつけて
しぶるところとでは、どちらの姿勢を信用できるかといえば
考えるまでもないと思います。

極端にしぶる、出さない、こういう業者は外してしまった方が
無難かと思いますよ。

一階に車庫がある木造3階建

住宅密集地でよく見かけるのが、一階が車庫になっている3階建住宅。
その多くは木造で建てられています。

そして、一戸建ての中で特にトラブルになる確率が高いと言われるのが、
この木造3階建なのです。ではなぜトラブルが多いのでしょう?
その諸悪の根源(?)ともいえるのが、車庫。3階建住宅の多くは、
一階部分の玄関の横が車庫になっています。

そしてこれは耐震を考えると非常に大きなデメリットとなります。
その理由を説明すると、地震などの力が家に加わったとき、
それに対抗してくれる壁が「耐力壁」といいます。

そしてこれは、建物の一番下、もっとも重みを受ける一階にこそ、
一番多くなければいけないものです。しかし、車庫の開口部があることで、
その部分の耐力壁がない、ということになるのです。

もちろん、この開口部があることをきちんと考慮して、
一階の他の耐力壁を補強・強化するなど、適切な対策をしていてくれれば
大丈夫なのですが、現実には、何の対策もしていない
3階建が存在しているのです。

普通の家から、耐力壁を一部抜き取ったのと同じ耐力しかない、
欠陥住宅がです。

そもそも家を建てるには設計というものがあるはず。
しかも木造3階建については図面だけではなく構造計算書まで添付して、
役所に確認申請をしなければなりません。

そして確認済証を交付してもらって、やっと建築を開始できるわけです。
ここまで制度が整っているのに、一体なぜそんな欠陥が見過ごされて
しまうのか?…実はこれが、建築基準法のザルさ加減を
よく象徴したものなのですよ…

結論から言えば、中間検査・完了検査というものをきちんと受けていない
物件がある、ということです。

(この検査についての詳細は、「住まいについての考え方とやりとり」の「検査予定はありますか?」に記してありますので、そちらをごらん下さい。)建売住宅を買うなら、かならず検査済証を取得しているものを選びましょう。

これを取得していないということは、検査をされると何らかの不都合が
業者側にある、という可能性が高いです。
もっとも、「検査なんて受けなくてもたいした問題じゃない」と軽視して
受けない業者もあるのですが、これはこれでまた問題ですよね…^^;

いずれにせよ、わざと検査を受けずに放置されている物件なんて
ろくなものではありません。もちろんこれは3階建だけでなく、2階建でも
同様にいえることなのですが、2階建と比べて自重も重く、一階にかかる
負担が特に大きい3階建は、構造になんらかの問題があった場合、
はるかに危険度が高くなってしまうのです。

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