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住宅購入の基礎知識

住宅を購入時の基本的な知識について説明していきます。色々な家があるけど、どんな建て方が良いのか?どんな工法がいい?家を建てる土地や立地条件についての注意点とアドバイス。建築士の選び方や注文住宅のスケジュールなど。

土地の境界線は必ずチェック!

マイホームを建てる

土地の境界線のチェックは近隣ののトラブルの回避をする
うえにおいて、絶対にやっておいてください。

新しい土地なら境界杭がしっかりあるので問題ないのですが、
古くからある住宅街の土地などだと、境界杭がない、ハッキリわからない、
ということも少なくありません。

ホント、古くなると見えなくなるモンなんですよね(^^;

地面をちょっと掘ってみたら境界を示すものが出てくることもありますが、
それがなければ測量図などを見せてもらいましょう。

それでもダメなら、これはもう、その土地の周囲に隣接している土地を所有する
人全員の立会いのもと、あらためて境界の画定をすることになります。
これは契約前に売主側にやってもらうのが筋でしょう。

境界も分からない土地なんて、怖くて買えません。そして画定がおわれば、
今度はしっかりと境界杭をいれて証拠としておいてもらうのです。
境界をはっきりさせることは、土地という財産を守るためにとても大事なことです。

ご近所はいい人そうだから、口頭での合意で大丈夫だろう、
とおろそかにしていてはいけません。これからの長い将来、
ご近所にどういう変化があるのかは、分からないのですから。

今の土地には、まず100%わかりやすい境界杭が設置されています。
必要があるからこそ設置されているのです。

その理由が「境界がハッキリせず、これまで裁判等でもめた事例が多々ある」
と考えれば、その必要性も理解できるのではないでしょうか^^

旗竿地(旗地)の購入は慎重に選ぶ

その名のとおり、土地の形状が旗のようになっているモノを
旗竿地(旗地)と呼びます。

道路にたいしての間口は、旗でいうところの「棒」にあたる部分なので、
かなり狭いものとなりますが、その奥の広い「旗」部分に家を建てるわけです。

変形地のひとつなので土地としての価値は低く、
将来の売却等では不利になりますが、この「棒」部分を駐車場として
有効利用できたり、意外に奥の「旗」部分の日当たりがよいことがあったり、
また道路から直接家が見られにくいので
プライバシーの保護に役立つといった観点から、
このお手ごろ価格の旗竿地を好んで選ぶ人もいます。

しかし、この旗竿地最大の問題点は、やはり「狭い間口」。
法律上では、道路に接する間口は一応2メートル以上あれば
いいことになっているのですが、この数値ギリギリでは…
車を入れるのは至難のワザです。

仕事疲れでヘロヘロになって帰ってきたトコロに毎日の車庫居れも
タイヘンだと考えたら疲れも倍増ですよね?(^^;

スーパーテクニックで入れられたとしても、
今度は人が車の横を通る幅が残りません。
接する道路の幅や車種にもよりますが、ここは3メートル以上の
間口がほしいところです。旗竿地を検討する場合は、
できるだけ車に乗っていきましょう。

あと、近所に、昔ながらの道のせまーい住宅街があれば、
「ここはカーブを曲がるのがきついな」と思った道の幅をメジャーで
計っておくのもいいでしょう。

これを基準にして判断すれば、間違いは少なくなると思います。

旗竿地は、くれぐれも目で見ただけで判断してはダメですよ。
特に何もジャマするものがない更地では、実際以上に広く見えてしまうものです。

注文住宅のスケジュール

注文住宅

まずどんな家にするのか?工法や物件など、家に関するあらゆる
情報収集を行った後に希望をまとめる。プランと見積もりをとって
比較検討、その中から有力候補をいくつか選ぶ・・・

そこから細かう打ち合わせで決めていく・・・

このように、注文住宅を建てとなると、それなりの期間が必要です。

そして資金についてもどうするかは考えておかなければいけませんね。
ここまでたどり着くだけでも、まず数ヶ月は見ておいたほうがいいでしょう。
そして家を建てる期間がさらにここに加わってきます。

工法にもよりますが、最初の段階から完成まで、半年以内でおさまれば
かなり早い方ではないでしょうか。

で、このことが理屈では分かっていても、実際には理解できていない人がいます。具体的にいえば、先に「この日までには」というのを設定しちゃってたりする人ですね。

お尻に火がつくようなギリギリのタイミングで契約しておきながら、
「何とか間に合わせろ」ととにかく急かせるというのはとても危険です。
完成予定はあくまで予定です。人為的なトラブル以外でも、
延びてしまう要素というのはあります。

たとえば天気・・・

これは私が実際に見た例ですが、ある年の夏、近所で家を建てはじめたのですが、その年は梅雨明けが極端に遅くて、雨の日がやたらに多い年でした。

当然、建築途中の家ですから、強い雨の日には出来ない作業というのがワンサカあります。なので実際作業できない日が連日続いたわけですね。

「こりゃ予定がずれこんでるだろうなあ」とは思っていましたが、
やはりようやく雨地獄が終わった頃から、かなり夜遅くまで
しかも休日も休まず作業をひたすら続ける職人さんの姿を毎日見かけました。

そこまで頑張って間に合わせようとする職人さんの姿勢には頭が下がりますが、
実際現場仕事をやったことのある人なら、
「毎日暑い中ひたすら長時間休みの日もなく働く」ということが、
どれだけ危険をともなうことかが分かると思います。

人間の集中力なんてそんなに長く持続できるもんじゃないんですよ。
無理を重ねれば、仕事も粗くなりますし、単純ミスの可能性だって高くなります。
個人的には「これじゃわざわざ欠陥の可能性を増やしてしまっているようなものだ」と感じました。

やたら急がせてよいことなんて、何もないと思います。
多少の遅延・トラブルには対応できるよう、余裕をもったスケジュール設定をしましょう。

住宅購入は気力と根気も必要

根気と努力

家を建てるというのはハッキリ言って大変です(^^
子供たちが多いとその分、マイホームに対しての希望が多くなり、
それらの要望をまとめるだけでも一苦労です。

そして家を建てると決めた後、今度は数多く存在する住宅業者から
どこの企業を選ぶのかを決めていかなくてはいけません。
考えることが多くなり、グッタリしてきますね。

注意点として「もう考えるのが面倒だからイヤだ〜っ!」と投げやりに
ならないように気をつけてください。

そんなこと言われなくてもわかっているよ、と言いたくなるでしょうが、
初めての住宅購入は、わからないことだらけなんですよね。

実際、業者の選定が終わった段階で気が抜けてしまい、
あとはプランも何もかも業者まかせ、完成した時にはじめて後悔してしまう、
というパターンは少なくありません。

業者からすれば、提案をホイホイと承諾して、なんのチェックもせず、
とんとん拍子に話をすすめてくれるお客さんほど、ありがたいものはありません。

しかし、施主の側から見ればどうですか?
家族の意見をまとめるだけでグッタリしている場合ではありません。
本当の勝負はそこから先なんですよ。

「一生ものの家を建てるんだ、だから最後までがんばらないと」という
気持ちを忘れないで下さい。

狭小住宅の図面チェック

家を建てる計画時において間取りなどをチェックするのは当然ですが、
「うん、理想的な間取りだし、駐車場も確保できてるし」と、
ざっと見ただけで、なんとなく納得してしまう人はいませんか?

もしあなたが家を建てる場所が住宅密集地で、間口があまり広くないなら、
そして特に一階が車庫になるようなプランの家なら、
その図面、よーく見て下さい。

あなたは、その図面に書かれているモノの、実際の広さが本当に分かっていますか?

一体何を聞いているんだ、と思われるかもしれませんが、
これが狭小住宅ならではの落とし穴。
たとえば車庫が異様に狭いものだってあるのです。

軽自動車ならまあ何とか駐車できるものの、ちょっと大きな車になると、
とても無理、というようなもの。

この手のトラブルを完成してしまってから気づいたところで
業者に文句を言っても「ちゃんと図面を見て確認してもらったじゃないか」と
言われて終了です。

そして、この車庫に入る車に買いかえるまでは、
泣く泣く近所の駐車場を借りるしかない、といったハメに…

そしてこれと同様に、間取りの「○畳」という表示も鵜呑みに
できるものではありません。

実は畳の大きさについては法的な規制があまりかかっておらず、
現在流通しているものでさえ、その大きさにいくつかの種類があります。

興味のある方は、「畳のサイズ」などで検索をかけてみて下さい。
おなじ一畳でも全然大きさが違いますよ。

おまけにさらにヒドイ業者になると、小さな畳を作って並べて
「ハイ、8畳の和室ですよ」なんてことをやったりします。
だから畳数表示というのは、あまりあてにならないものと考えて
おいたほうがいいでしょう。

図面を見たときに、一見した内容だけで納得してはだめです。

あとで泣きを見ないためにも、きちんと
「どれだけの幅が、広さがあるのか」を確認しておきましょう。

住宅性能表示について

「住宅性能表示制度」というのを聞いたことはありますか?

家にたいして、いくつかの項目を一定の基準で、
国土交通大臣の指定をうけている第三者機関が評価し、
各項目がその質によって等級という形でランクづけされ、
評価書として報告するというものです。

これによって、施主が求めたとおりの性能をもった建築が
なされているかどうかがわかります。

また、ここで評価される項目についてのトラブルがあったときも、
安価で紛争解決の相談にのってもらえるのがメリットです。
この制度は、施主が任意でつけることができます。

費用はだいたい数十万といったところです。
ちなみにこの評価書には、設計図の内容を評価する「設計住宅性能評価書」と、
実際の家の施工段階から完成まで、何度かチェックして評価する
「建築住宅性能評価書」とがあります。

やるならどちらも取得するようにしましょう。
ただし、建築住宅性能評価書が交付されるのは、当然ながら竣工後です。

この性能表示について個人的な意見をいわせてもらえば、
これはあくまで「ないよりはつけた方がまし」程度のもので、
絶対的な信頼を置けるものではないと思っています。

だって残念なことに、お国からの指定をうけていても、
実態はロクな仕事をしていない、なんてところは業種にかかわらず
ありますからね(^^;

そして、ここで評価の対象とされていない項目に関しては、
まったくのノーチェックだというのも意外に見落とされがちだからです。

ですから、最初からこの制度を紹介しないからといって、
それが悪い業者というわけでは、けっしてありません。
実際、希望する施主はまだまだ少数なのが現実です。

しかし、施主がこれをつけたいと言っているにもかかわらず、
何だかんだと理由をつけてやめさせようとする業者は
さすがに気をつけたほうがいいでしょう。

だからこの制度を利用するにしろしないにしろ、
業者の姿勢を確かめるために一度聞いてみるのもいいかもしれません。

ちなみにややこしい話ですが、似た名前の制度に
「住宅性能保証制度」というものがあります。

で、この住宅性能保証で10年の保証というのは、
実は義務づけられているものであり、早い話が、なけりゃおかしい、
というレベルのものなのです^^;

「新工法」「新建材」は実績ナシ!

新築の家

建築の技術というモノはいまでは毎日のように進歩を続けています。
次から次へと新しい技術が生まれてきています。
耐震に強い家などのCMとか見ているとスゴイですよね?

ところで、最近聞きなれない建材や工法を、
パンフレットでよく見かけることがありませんか?

業者の中には、積極的に、新しく開発されたものをどんどん取り入れる
ところも少なくありません。

しかし、その中には、安心性・信頼性に欠けるものが含まれている
可能性が否定できない場合もあるのです。

たとえば、「○○年メンテナンスフリー」というような表現をよく見ますが
…でも、それ誰がどうやって実際に確認したというのでしょうか?

もちろん実験はおこなわれているのですが、当然○○年なんて気の遠くなる
ような年数にわたって本当に放置して確かめるわけではありません。

たとえば自然界よりかなり過酷な条件に晒して、
「○○年で起こる劣化」と同等と思われる状態に短期間でもっていく、
という実験をもとにデータを出すわけです。

しかし、あくまでこれは人工的な実験。やはり自然に発生する劣化と
まったく同じとはいかない、と思っておいたほうがいいでしょう。

じゃあ数十年待てというのは大げさですし、実際そんなことを言っていたら
何も選べなくなってしまいますよね^^;

でもやはり「新建材」「新工法」が出たらすぐほいほい飛びつくよりは、
トラブル等が頻発していないか、という経過を数年程度は
見た方がいいのではないか、と個人的には思います。

個人だけではなく、業者だって慎重なところはちゃんとしばらく
様子見しますからね。

「とにかく最新がいいんだ」というよほどのこだわりがなければ、
多少は「待ち、様子見」がおすすめです。何年かたっても目立った
トラブル例を聞かないものであれば、それなりに安心できます。

逆に何かトラブルが出た「新建材」「新工法」があった場合は、
その後必ずといっていいほど、その欠点を改良したものが出ます(^^

この改良版の方が信頼性が高いというのはいうまでもないでしょう。
実験はあくまで実験にすぎません。けっして、実績ではないのです。

家を建てるうえで一級建築士の存在は最低条件

設計事務所にしろ建築会社にしろ、工事管理や設計にたずさわる
建築士の存在は欠かせません・・・

一級建築士・二級建築士・木造建築士が建築士資格としてあげられます。
あなたが家を建てることを考える際は、一級建築士のいる業者を選びましょう。
一級建築士と二級建築士とでは、資格のレベルが違うからです。

なぜならば二級建築士の資格試験は、実務経験がなくても受けられるからです。
これは、単に学校で建築課程をとりあえずおさめだだけの頭でっかちさんが
建築士になってしまう、という危険性をはらんでいるのです。

もちろん一級と二級とでは、試験そのものの難易度も差があります。
(木造建築士も実務経験なしで受験可能、しかも「木造」と限定されて
いるだけあって、業務は二級建築士よりさらに狭くなっています。)

もちろん二級建築士の中には、並みの一級建築士より
優秀な人だっているかもしれません。

しかし、それは決して多数派ではないはずです。
優秀であれば次は一級を狙いますから、たとえ優秀な人でも、
二級の状態でとどまっている期間はそう長くはないはず。

やはり全体的に見れば、二級建築士にすべてをまかせるのはリスクが高いと
いわざるを得ないと思います。

ちなみに一級建築士なら絶対に安心、と言っているわけでは
ありませんのでご注意を・・・^^;

タイトルのとおり、一級建築士がいること、
というのはリスクをすこしでも減らすための「最低条件」にすぎません。

まずはここをクリアしてからスタート、という意味です。
たとえ一級でも、お金のためならなんでもやる、とんでもない
建築士だっているのは事実ですからね。

かの有名な「マンション耐震強度偽装事件」とか…(苦笑)

ガンコおやじのいる工務店はいい仕事する?

建築士

昔のマンガやドラマなどでよく見かけませんでしたか?
ガンコ一徹なんだけど、いい仕事をするオヤジさんのキャラクター。
「べらんめぇっ!」とか言ってそうなヒトです(笑)

ああいうのを見て、ガンコ親父=ちょっと偏屈だけど、
こだわりと自信を持って、いい仕事をしてくれる人なんだろう、
なんてイメージをもっている人がいます。

それで、自分の家を建ててもらうときも、ガンコ親父キャラの親方がいいなと、
わざわざ古い体質の工務店を選ぶ、という人もいます。

でもこれ、実は落とし穴となってるケースも多いんですよね。
本来「ガンコ」というのは褒められた気質ではないはずです。

俗に「ガンコ親父」といわれる親方の中には、時代が進み、
さまざまなよい工法などが出てきても、そういったことを学ぼうともせず、
いつまでたっても自分の腕だけを過信し、
「俺は昔からこれでやってきたんだ!」と、
ひたすら昔の技術をとおしてしまおうとする人もいます。

しかし、本当に施主の立場をよく考えられる人というのは、
豊かな経験をもっていてそれだけに溺れず、古い時代のよい部分は残しつつ、
改良すべき点はどんどん新しいものも取り入れて、よりよいものにしていこう、
という向上心をもてる人ではないでしょうか。

「長年の経験があるから」「ずっとやってきてる」だけを
前面に出してくるところは、ちょっと気をつけた方がいいと思います。

耐震性の高い家にしたい!

最近は大きな地震も増えましたよね。できるだけ耐震性のある家にしたい。
と考えている方は少なくないでしょう。

では、耐震性の高い家とは、どんな形の家がいいと思いますか?

答えは「単純な四角の建物」です。
これは、たとえばスーパーなどで商品がギッシリつまった段ボール箱が
積みあがっているのを想像してもらうと分かりやすいかもしれません。

ダンボールを家に例えるなんて、と怒られそうですが、
家はダンボールより丈夫な分、本体も中身も比較にならないぐらい重いです。
実際いい参考になると思いますよ。

まったく同じ大きさのダンボールを積み上げた場合、少々の重みがあっても、
下のダンボールはそうそう潰れたりしません。

これは、建物でいうと、壁と柱が1階と2階の同じ場所にある、
という条件に該当します。

一戸建てよりさらに重いアパートやマンションも四角い形で、
上階と下階の間取りが同じだということを考えても、単純な四角という形は
「丈夫な建物」とするには大切な要素といえるでしょう。

では、たとえば下に大きなダンボール、上に重みのある小さなダンボールを
置いた場合、どうなるでしょう?

さらに怖いのは、1階の窓がある部分の上に、2階の柱がある、
といったような状態。下の大きなダンボールに窓をつくり、
その上に小さなダンボールのコーナー部分を持ってくると、
まず間違いなくここからグシャっときます。

さらに1階より2階が大きい、というのは、よほど構造計算が
しっかりしていないと危険ですね。また、たとえ1階と2階の壁が同じ位置に
あったとしても、四角ではなく角の多いフクザツな形の建物だと、
今度は構造自体が複雑化してくるので、どうしてもミスや欠陥をひきおこす
可能性は増えてしまいます。

「家がまっすぐきちんとゆがまず建っていて、丈夫であること」というのは
基本の基本だと思います。

設計の段階で「ちょっと、この形で大丈夫なの?」など、
疑問をもつことができるかどうか、それがあるかないかだけでも、
リスクを負う可能性はかなり違ってくるのではないでしょうか。

ちなみに、単純な四角い箱型の家にはもうひとつメリットがあります。
それは、複雑な形の家に比べて、安く建てられることです^^

形としての面白みはないかもしれませんが、丈夫で、しかも安くつく。
個人的には「単純箱型ハウス」、ぜひおすすめしたいです。

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